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リトルホンダ [バイクの絵]

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 私が中一の頃、馴染みの自転車に見慣れない商品が入荷した。自転車なのにエンジンが付いている。おっさんがよく乗っている原動機付自転車、いわゆるバタバタと違い、ミテクレが良い。しかし29800円の価格は子供には手が届かなかった(当時の大卒初任給24900円)。少し興味があったが免許がなければ乗れないと聞いて諦めがついた。
 高校生活を始める頃、CB750をはじめ、バイクの名車が次々とデビューした。子供や女性に受けそうなリトルホンダは私には最も乗りたくないバイクとなっていた。高一で自動二輪の免許を取得し親父の会社名義のCB350に夢中になった。
 そんなある日、映画の中で忘れていたリトルホンダに再会した。フランス映画「個人教授」でルノー・ベルレー扮する主人公の愛車としてパリの街中で活躍するのを見てお洒落なリトルホンダを見直した。
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リトルホンダ下絵 [バイクの絵]

 私が小6の頃、近所の自転車屋に行くのが楽しみの一つだった。そこで買ったドロップハンドルサイクリング車のメンテナンスに通ったのだが、ある日、店の親父が御代はいつでもいいからと私の愛車に入荷したばかりのスピードメーターを取り付けた。愛車がさらに格好よくなり、私は嬉々として乗り回し、速度が見える楽しさを知った。走り疲れて家に帰り、事の成り行きを母に話して支払いの承諾を得ようとした。しかし母は冷静だった。「すぐに自転車屋さんに行って(メーターを)外してもらいなさい。」気まずそうに戻ってきた私をみて自転車屋の親父は嫌な顔をせず、あっという間に作業を済ませた。親の承諾も得ずに子供相手に商売をしたことが許される行為でないことを子供の私は解らなかった。
 それからも何もなかったように私の自転車屋通いは続いた。
リトルホンダ下絵.jpg
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