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岡城跡(大分県竹田市) [風景画]

 昨年の晩秋、妻と日帰りドライブで岡城に出かけた。標高325メートルの山城から眺める景色に感動してスケッチを始めたものの、親戚からの宅配便を受け取る為に20時には家に居なければならなかったので、着彩に及ばなかった。岡城は二回目だが、城内の桜の木の圧倒的な数から花見の時期に来るのもよさそうだ。瀧廉太郎がこの城跡をイメージして作曲した「荒城の月」に「春高楼の花の宴…」と詠われている情景を見てみたい。
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戸の上神社 [風景画]

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暮れの30日に仕事で、倉敷、神戸へ日帰り出張した。朝6時に車で門司を出て、11時に倉敷、5時に神戸の仕事を終えて帰路についた。「山陽自動車道は姫路~相生が帰省ラッシュで14キロの渋滞」との妻からのメールを見て、姫路東ICから播但道に入り福崎ICから中国自動車を走った。メールのお陰で中国自動車道はガラガラで、起伏やカーブが多いために眠気に襲われることもなく日付が変わる前に家に辿り着いた。
 大晦日はロングドライブの疲れもあり、夕方には仕事を切り上げるつもりだったが、結局、帰宅は6時を過ぎ、普段より少し早いだけだった。
 正月は名古屋にいる孫3人と過ごすのを楽しみにしていたが、暮れに孫娘がインフルエンザでダウンして長男一家の帰省はキャンセルとなった。
 娘は一週間帰省していたが、風邪でずっと具合が悪く、1月2日にようやく回復して東海市に戻っていった。
 次男は名古屋から大晦日に帰省して3日に戻った。
 静かな正月となったが酒とご馳走で英気を養った私は3日から仕事を開始して、11日ぶりのオフをゆったり楽しんでいるところだ。
 天気が回復次第、「ブラマンク展」に行こう。 

 ※60年以上門司に暮らしていて、昨秋初めて戸の上神社に詣でた。
 神社の入り口を北九州都市高速道路が覆って陰気な様子に、なんとなく敬遠していたのだが、広い駐車場があり、りっぱな社が建っているのを見て、今まで来なかったことを後悔した。
 今年は妻と娘、次男の四人で、和布刈神社、羽山神社、戸の上神社の三社参りをはたした。
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裏耶馬渓、立羽田岩の景 [風景画]

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私の誕生日にオフが重なり、天気にも恵まれたので、日帰りツーリングに出かけた。
大分県の耶馬溪は奇岩と紅葉の見所が多く、観光エリアも広い。本耶馬渓、深耶馬溪、裏耶馬渓、奥耶馬渓、椎屋耶馬溪、津民耶馬溪とある中で、まだ行ったことのない裏耶馬渓に向かった。
 
紅葉には少し早かったが、屏風のように岩が立ち並ぶダイナミックな景観は今まで見てきた耶馬溪にはなかったものだった。もっと耶馬溪のことを知りたくなった。
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花の海 [風景画]

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 二週間ぶりのオフの今日、自宅のファクスから取引先に発注書を送信したあと、仕事モードを脱却して寛いでいる。お昼はお好み焼きを作ろうと近くのスーパーへ材料とビールを買いに歩いて出かけた。
 夕方妻が帰宅したら一緒に映画にいこう。念願の「ブレードランナー2049」を観よう。

※花の道、山口県山陽小野田市の瀬戸内海に面した西日本最大級のシステム農場。10月末に妻と出かけた際にコスモス畑をスケッチした。場内のいたりあん食堂では、その日に取れた野菜でメニューが決まるシェフの気まぐれランチがおいしかった。


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久々の平尾台 [風景画]

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 休みの日、近場で楽しそうなスポットを古いツーリングマップで探していると、「ダート本格派3.5KM、味見峠」に目が留まった。さっそくフル装備をして味見峠に向かった。国道322号線の田川郡香春町から京都郡みやこ町方面へ抜ける福岡県道64号線上にあるのだが、36年前に味見トンネルが開通して以来、旧道は使われなくなり、今はみやこ町方面からは通行止めとなっている。そうとは知らず、アフリカツインで気持ちよくダートを突き進んでいると道路が半分崩れ落ち、道路際の雑草が生い茂って崖と道の境界が定かでなくなり、ついに巨大な蜘蛛の巣が行く手を阻んだ。バイクを降りて、蜘蛛の巣を払い除け再びバイクを走らせた。路面の雑草の底はガレ場でハンドルを取られる方向が予想できない。道が獣道のようになってきたので、引き返すことにした。なんとか方向転換するスペースが見つかったが、そこには大量の自転車のタイヤが捨てられていた。四万十川源流をバイクで走ったときに軽自動車が山の中に打ち捨てられていた情景を思い出した。
 林道の入り口に戻り、快適な味見トンネルを通って、みやこ町に抜け、平尾台に登った。
 高原はバイクの溜り場だった。
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角島大橋 [風景画]

 八月の終わり、風景画を描くのに適した横長のスケッチブックを携えてツーリングに出かけた。
 表紙に”LANDSCAPE"と印刷されたその画帳は前に妻が買ってくれたものだが、ツーリングバッグに収まらなくて長い間使わずにいた。七月に川尻岬に行った帰りに寄ってみたものの、強風のためにあきらめた角島をこれに描いてみようと思った。快晴ではないが天気も良く、画材を詰め込んだリュックを背負って意気揚揚とバイクを走らせた。
 角島は大勢の観光客で賑わっていた。静かに絵を描ける景色の良いところを求めて角島を走りまわったりバイクを降りて丘を登ったりしたが、島内にはみつからず、山口県の観光案内で必ず使われる角島大橋を描くことにした。出入りの多い駐車場の端に陣取り、スケッチに取り掛かった。そして鉛筆と消しゴムを忘れたことに気がついた。モチベーションが消えかけたが、デッサン無しに絵の具で一気に描いていった。ツーリング時に携帯する水彩画セットにはスポイト式のタンクがついたプラスチックの万能筆が一本しかないので細部を描くのに鉛筆は必携なのだが、一発勝負でざっくり描くのも楽しかった。

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高住神社参道 [風景画]

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8月に入って最初の公休に英彦山へツーリングに出かけた。英彦山川流域の所々に7月の九州北部豪雨のつめ跡が残っていた。川原に溜まった大量の流木の処理にはまだ時間がかかりそうだ。のどかに流れる川の傍に柱と屋根しか残っていない家があったが、当時住んでいた人は生きた心地がしなかっただろう。
 
英彦山神社の奥の院へは行ったことがなかったので登山道を探しまわったが、どうやらバイクで登れる道はないようだ。真夏の登山で汗をかくよりは涼しい所で過ごしたかった。高住神社の登山口の木陰に腰をおろしスケッチを始めた。そこへ中学校の野外教室の一団が教師に引率されて下山してきた。私の前を通り過ぎる際、口々に「こんにちは。」と元気に声をかけてくれるが私の挨拶の声は次第に小さくなっていった。生徒たちに尋ねると英彦山を縦走してきたところで、奥の院から今いる所までの所要時間は二時間くらいだという。生徒たちは迎えに来たバスに乗り込んで去っていった。
登山はあきらめて正解だった。
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川尻岬 [風景画]

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7月末に山陰へツーリングに出かけた。絵に描きたくなる景色を探しているうちに、川尻岬に辿り着いた。長門市油谷(ユヤ)の向津具(ムカツク)半島の北にある、本州北西端の岬だ。炎天下、強風にめくれるスケッチブックを左手で抑えながら昼食抜きで、ひたすら絵を描く私はまるで修行者だった。岬の西側は波が穏やかなのに東側は白い波が荒々しく断崖に打ち寄せていた。
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リトルホンダ [バイクの絵]

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 私が中一の頃、馴染みの自転車に見慣れない商品が入荷した。自転車なのにエンジンが付いている。おっさんがよく乗っている原動機付自転車、いわゆるバタバタと違い、ミテクレが良い。しかし29800円の価格は子供には手が届かなかった(当時の大卒初任給24900円)。少し興味があったが免許がなければ乗れないと聞いて諦めがついた。
 高校生活を始める頃、CB750をはじめ、バイクの名車が次々とデビューした。子供や女性に受けそうなリトルホンダは私には最も乗りたくないバイクとなっていた。高一で自動二輪の免許を取得し親父の会社名義のCB350に夢中になった。
 そんなある日、映画の中で忘れていたリトルホンダに再会した。フランス映画「個人教授」でルノー・ベルレー扮する主人公の愛車としてパリの街中で活躍するのを見てお洒落なリトルホンダを見直した。
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リトルホンダ下絵 [バイクの絵]

 私が小6の頃、近所の自転車屋に行くのが楽しみの一つだった。そこで買ったドロップハンドルサイクリング車のメンテナンスに通ったのだが、ある日、店の親父が御代はいつでもいいからと私の愛車に入荷したばかりのスピードメーターを取り付けた。愛車がさらに格好よくなり、私は嬉々として乗り回し、速度が見える楽しさを知った。走り疲れて家に帰り、事の成り行きを母に話して支払いの承諾を得ようとした。しかし母は冷静だった。「すぐに自転車屋さんに行って(メーターを)外してもらいなさい。」気まずそうに戻ってきた私をみて自転車屋の親父は嫌な顔をせず、あっという間に作業を済ませた。親の承諾も得ずに子供相手に商売をしたことが許される行為でないことを子供の私は解らなかった。
 それからも何もなかったように私の自転車屋通いは続いた。
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